価値など人次第、それでも。
いつだったか、彼らは直訳で‘‘売れ残り”を表す『dead stock』というタイトルのアルバムを世に送り出しました。
その真意は、単に売れ残りという意味ではなく『ヴィンテージ感』を持つ、つまり長く売れ残れば売れ残るほど価値の出るものを連想したものだそうです。
それは単なる予備知識として、本日。地元のCDショップで私はこのような光景を目にしました。
ちょうど去年の今頃にリリースされた、メンバー別のジャケットと、同じくメンバー別のブックレットついたシングル『hug』。何を隠そう、写真のものは私の推しのShinjiさん盤です。
悲しくなりましたね。発売される前からボーカルが「予約の時点で完売してる店もあるみたい」なんてハードルを上げるようなことを言うから。メンバー別に4種ある中で彼のものだけ売れ残っていたことに、本当に何とも言えない気持ちになりました。
いつかこのCDが彼らの言う『ヴィンテージ感』を漂わせ、誰かが買った際には定価で買えたことがラッキーだとその人に思ってもらえるような、そんな価値を持つ作品になっていることを切に願います。
さて、私はこのCDどこにやったっけ。ちゃんと買った覚えはあるのですがきっと開けてないです。てへ。